先週は何一つ、うまく行かなかった。仕事も投資も、私生活でも。いつものことではあるけど、先週はとくにひどかった。起きていると酒をあおりそうなので、毎晩、速く寝た。
土曜日。むしゃくしゃする気持ちを吹き飛ばすつもりでカラオケ店に行った。歌ったのは浜田省吾。
「愛という名のもとに」「反抗期」「家路」「防波堤の上」「マイホームタウン」「悲しみは雪のように」「ラストショー」「ミッドナイトブルートレイン」「Dance」「愛しい人へ」「On the Road」「America」「悲しみの岸辺」「路地裏の少年」「J.boy」
十代の頃、行き場のない苛立ちや怒りに激しい言葉で応じてくれた歌。
歌えるだけ歌ってスッキリした。カラオケは心の弱い私にとってはかなり有効なストレス・コーピング、という認識をあらたにした。口腔衛生にもいいそうなので、定期的に歌う。
さくいん:浜田省吾
日曜日に息子の婚約式と会食があった。お相手は二度会っているけど、ご家族に会うのは初めて。顔合わせの会食は昨秋、娘の結婚前にもしたけど、今回も直前まで緊張していた。
娘のときは、場所こそきちんとした日本料理店だったけど、二人の意向で会食の雰囲気は比較的カジュアルな感じだった。
息子はしきたりを重んじるというのか、形式にこだわるタイプなのか、結納とまではいかないまでも、挙式・披露宴を行うホテルの日本料理店を指定してきた。当然のことながら、段取りはすべて若い二人が決めている。私はブラックスーツに緑色のネクタイを合わせた。
先方は顔合わせは初めて。こちらは二度目。心理的余裕がある。そう自分に言い聞かせて会食に臨んだ。
結果は、前回同様、心配無用だった。料理はおいしいし、窓からの都心が見渡せる眺望も素晴らしかった。何よりも、お相手のご両親が明るく、話し好きな人たちだったので楽しい会食になった。
事前に聞いていた職業から超多忙であることは想像していたけど、スポーツにバンド活動に非常にアクティブな暮らしを送っていて、インドア・ソロ活の自分とはずいぶん違う。新婦が明るく、活動的なのは父親譲りであることがよくわかった。仲がよいことも、家族の会話を聞いていてよくわかった。
手土産の店もご存知で選んだ甲斐があった。
終始、会話の途切れない、和やかな時間を過ごした。新郎新婦も幸せそうだった。
挙式は来春(予約が取れないらしい)。帰宅して、あらためて二人の未来に乾杯した。
さくいん:HOME(家族)
家の近くに図書館があるので二週間に一度通っている。一度に借りる本は6冊くらい。読む本が半分。眺める図鑑や写真集が半分。
その図書館へ行くとき、不思議なことが三つある。
一つ目は、住宅街を抜けていくと遠く感じて、川沿いを行くと近く感じること。川沿いのほうが視界が広いからだろうか。この感覚は図書館だけでなく、近所のスーパーへ行くときにもある。
二つ目はめまい。書棚の前でしゃがんで下の棚を見てから立ち上がると必ずめまいがする。気が遠くなり、回復するまでに数秒かかる。この時間は本当に気分が悪い。家で床に落ちたものを拾ってもそうはならない。図書館でだけ起きる。なぜだろう。
もう一つはトイレ。図書館や書店で尿意を感じることは青木まりこ現象として広く知られている。私の場合は、これに便意も加わる。これも長年の謎。幸い、近所の図書館のトイレはとてもきれいなので助かっている。
休職していた時期には運動を兼ねて毎回、違う図書館まで歩いていた。最近は予約をして、近所の図書館で受け取ることが多い。
これから先、二人の還暦、結婚35年、定年退職が巡ってくる。
どこに旅しようか、何を記念品にしようか、時間が余っているときに考えている。
この「考える」時間が楽しい。
妻は「旅はサプライズが肝」と考えていて、旅先のガイドブックや動画を見ない。
一方、私は乗り物の時刻表や、旅館やホテルのウェブサイトを見ることが好き。
妻をsurprise & entertainするために私は計画する。準備なしで旅をして妻は喜ぶ。
これで釣り合っているのだろう。
いま計画を立てている今後の旅行。
海外は定年退職後にパリに行くこと以外、考えていない。物価も高いし、治安も心配。
国内だけでも、行ってみたいところがたくさんある。
- 太宰府と九州国立博物館、福岡市博物館(金印)
- 明治村と犬山城
- 大塚国際美術館と鳴門の渦潮
- 那智の滝と熊野古道
- 長崎外海(遠藤周作文学館)と五島列島
- 黒部峡谷と黒部ダム
- 出雲大社と足立美術館
- 小淵沢と清春美術館
以下、行きたい理由。明治村はフランク・ロイド・ライト設計の旧帝国ホテル。太宰府は『君の膵臓をたべたい』のロケ地。大塚国際美術館は海外の美術館へ行かない代わり。五島列島は潜伏キリシタンの里。熊野は未踏の世界遺産。黒部は『ブラタモリ』から。足立美術館は有名な庭園。清春美術館は小林秀雄の美術品コレクションがある。
再訪したいところもある。奈良や京都はもちろん、伊勢志摩や北海道にもまた行きたい。
いずれも行ったことことがないところ。このリストを候補地にして、来年と再来年に来る、二人の還暦祝いと結婚35周年記念の旅行を考えている。
周年に合わせた大きな企画以外に、日頃の疲れを癒すための小旅行も行きたい。湯河原も長瀞も一泊二日で十分にリフレッシュできた。そういう旅行も計画している。
さくいん:パリ、明治、『君の膵臓をたべたい』、長崎、遠藤周作、『ブラタモリ』、奈良、京都、伊勢志摩、北海道、庭園、小林秀雄